CICCによる株式会社SRA様ウズベキスタン共和国IT動向調査支援について

調査日時

2023年10月2日~10月4日

訪問場所

ウズベキスタン共和国タシケント市IT-Park他

訪問結果

一般財団法人国際情報化協力センター(以下CICC)は株式会社SRA(本社:東京都)によるウズベキスタン共和国の訪問調査に同行し、政府機関、教育機関との面談、視察の支援を行った。経済産業省の試算によると我が国では2030年には最大79万人のIT人材不足が予測されている(2019年発表)。ウズベキスタン共和国は中央アジア最大の人口3,530万人(2022年)で、平均年齢29才と若く豊富な労働人口を有し、近年IT産業の急激な成長とIT人材の育成に注力している。SRA様には、当財団が昨年実施した「ウズベキスタン共和国ICT最新動向調査」に関する情報発信を契機に同国に関心を頂き、今回の訪問調査が実現した。
今回の訪問では現地祝日を含む3日間の短期訪問であったがIT-Park、E-government-Project Management Centerの2政府機関に加え、4教育機関、3民間企業及び在タシケント日本国大使館、JETRO、Uzbekistan Japan Center等日本関係機関への訪問、視察を実施し、同社のウズベキスタン共和国参入に向けた協議と情報収集を行った。このうち、E-government-Project Management Centerへの訪問の様子は現地メディアに掲載されている。
https://egov.uz/news/yaponiya-va-ozbekiston-raqamli-hukumat-tizimini-rivojlantirish-masalalari-muhokama-qilindi-1102

株式会社SRA 代表取締役社長 平田 淳史氏
「CICCの岡田様のウズベキスタンにおける強力なネットワークと自在な企画推進力によって、今回の視察が実現し弊社にとって大変示唆に富む成果を得られましたことを改めて感謝申し上げます。ウズベキスタン共和国政府のIT産業育成に対する並々ならぬ熱意と、教育システムを含め若い層を中心とした国民を巻き込む総合的な政策はかつてのインドを彷彿とさせるものがありますが、国民気質などに触れますとそれ以上に日本とのビジネスで成功する可能性を強く認識いたしました。数年内にITにおいては日本にとって、中国やベトナムを凌ぐ存在になり得ると確信いたしました。」

国立タシケント情報通信大学面談の様子
Japan Digital University訪問の様子
International Digital University訪問の様子
E-government-Project Management Center訪問の様子