CICCとウズベキスタン共和国デジタル技術省との間でMoIを締結
訪問日
2024年1月10日
訪問場所
ウズベキスタン共和国タシケント市Intercontinental Hotel 日本-ウズベキスタンビジネスフォーラム
報告事項
本年1月10日、経済産業省・JETRO・在ウズベキスタン日本国大使館・ウズベキスタン投資貿易省主催による上月経済産業省副大臣出席の日本-ウズベキスタンビジネスフォーラム「New Horizons of Economic Cooperation - 2024 - Energy Transition and DX」が開催され、当財団からは企画部長の岡田が参加した。フォーラムでは、CICCとウズベキスタンのデジタル技術省(MDT)との間で、「デジタル協力に向けたMoI(Memorandum of Intention)」の締結を行うとともに、「ウズベキスタンとのデジタル協働のための連絡会」の設立計画についてのプレゼンテーションを行った。
ウズベキスタン政府からは投資貿易省のクドラトフ大臣を始め各省庁の閣僚・次官級が列席しデジタル技術省(以下MDT)からはカリムジョノフ副大臣が出席した。カリムジョノフ副大臣からはウズベキスタン共和国の国家発展計画の重点戦略として、デジタル分野での日本との戦略的協働関係の構築に強い関心と期待が示された。今回、両国間で12案件の署名が交わされ、CICCとMDTのMoIも紹介された。
会場の定員をはるかに超える現地政府関係者と現地企業200社以上が会議に参加し、現地メディアでも多数報道された。現時点で「ウズベキスタンとのデジタル協働のための連絡会(以下「デジタル協働連絡会」)」は創立参加企業として14社、オブザーバー参加枠として6団体、1学識経験者(デジタル知的財産法研究者)となっている。デジタル技術省要人による日本訪問が2月後半から3月上旬に予定されており、デジタルビジネスフォーラム開催に向けた協力や「デジタル協働連絡会」との交流、政府関係機関や学術機関との面談アレンジについて協力の打診があった。