『ウズベキスタンとのデジタル協働に向けた連絡会』によるウズベキスタン共和国デジタル技術省シェルマトフ大臣との意見交換実施について
開催日時
2024年8月11日(現地時間15:30)
開催内容
2024年8月11日『ウズベキスタンとのデジタル協働に向けた連絡会(以下デジタル連絡会)』メンバーのウズベキスタン共和国訪問に際し、同デジタル連絡会事務局を務める一般財団法人 国際情報化協力センター(CICC)アレンジにより、3社、2団体、2大学12名にて同国デジタル技術省シェルマトフ大臣との面談・意見交換が実施された。参加者は一般社団法人日本IT団体連盟、TOPPANデジタル株式会社、株式会社デジタルナレッジ、株式会社DEVELOPTONIA、京都情報大学院大学、帝京大学及び一般財団法人国際情報化協力センター。シェルゾド・シェルマトフデジタル技術大臣は、両国間にて有望なプロジェクトの実施とデジタル教育分野における協力の確立を提案した。同氏はまた同国のデジタル教育分野で、才能ある若者を支援しIT分野での就業訓練に向けたプロジェクトについても情報を提供した。日本側と協力してこれらのプロジェクト実施を推進すること、日本側IT企業の関与によるリモート・ITサービスアウトソーシングゾーンの設立による若者の雇用機会の創出などの課題が議論された。デジタル技術省からはウズベキスタン市場参入をめざす外資系IT企業やBPO企業に対するリスク軽減を目的とした法人税や優遇措置等に関する情報が提供された。会合の終わりには、日本側参加者とデジタル技術省間で5つのMoI、MoUを締結し、合意文書の交換がなされた。
参加者コメント(50音順)
・帝京大学 法学部教授 露木美幸様
「平均年齢が29歳のウズベキスタンは若いパワーがみなぎっており、IT知識を身につけた若者は欧米世界中に進出しています。世界有数の親日国でもあるウズベキスタンは日本とIT分野での協働を急速に進めていると感じました。アミールティムールの挑戦する心は、いまなおウズベキスタンで夢を追う若者にうけつがれていると思います。」
・株式会社DEVELOPTONIA CEO 大場一雅様
「ウズベキスタンとの連携強化を通じて、両国のデジタル技術分野における共創の可能性を感じました。DEVELOPTONIAとしては、特に 情報提供を通じ ウズベキスタンが注力するプロジェクトへの貢献を目指しており、具体的な協力体制の構築に期待しています。」
・株式会社デジタルナレッジ 代表取締役社長 はが弘明様
「今回はデジタル技術省との会談において、日本の教育によって育ったIT技術者の日本での活躍、ウズベキスタンでの活躍の場を増やしていくという趣旨が共有できて幸いです。また当社は同時にデジタル技術省との間で2件のMOUを締結もでき、その内容に従って、今後ウズベキスタンにおけるIT開発拠点設置とそこへの人材輩出についてこれまで以上に取り組んでいきたいと考えています。」
・TOPPANデジタル株式会社 執行役員 飯塚修弘様
「CICC様には、現地関係者との調整をアレンジいただき大変感謝しております。IT産業振興を推進するデジタル技術省の真剣な取り組みと充実したサポートプランを確認する事ができました。」
現地記事
https://digital.uz/news/view/18634/
【お問合せ先】
一般財団法人 国際情報化協力センター(CICC) 担当:企画部長 岡田光太郎
TEL:03-5843-6597 E-mail:kikaku-bu@net.cicc.or.jp