CICCでは設立時からアジアを中心とした発展途上国のIT人材育成に協力すべく、国からのご支援(2006年度終了)と現地政府関係機関等との連携により日本での受入れ研修事業を行って参りました。CICCがこれまで実施した研修の修了生数は現地研修を含め2011年3月末現在で5,528名に達しており、これら研修修了生は自国の様々な分野(政府、民間、大学等)において第一線で活躍され、また、CICCの事業活動に対しても支援協力を頂くなど日本とアジアの連携に大きく寄与しています。研修生の間には、CICCやクラスメートとの強い結びつきが生まれ、各国で同窓会も設立されています。 近時は、急速な発展を続けるアジアでは、実践に基づく知識と経験のある高度IT人材(プロジェクトマネージメント、ブリッジSE等)への研修ニーズや高度ソリューション(グリーンIT、クラウド、セキュリティ、社会インフラ関連)に係る技術ニーズ等が高くなっております。2011年度は、これらニーズに対応すべく相手国との連携により現地での技術セミナー、研修等を企画、実施する予定です。